ファンダメンタルズ分析とは?

株式投資とは株の売買で儲けを得ようというものですが、株の売買をする際の考え方には二通りがあります。ひとつがテクニカル分析であとひとつがファンダメンタルズ分析です。テクニカル分析を簡単に説明しますと株価の動きを分析することで売買を決める方法です。それに対してファンダメンタルズ分析は株価ではなく企業の業績を分析して売買を決める方法です。

初心者にとっては企業の業績と説明しましても今一つわかりにくいでしょうが、要は企業の株価がそのときの企業の業績にマッチしているかを判断することです。企業というものは株主がお金を出すことで成り立っていますが、その株価は常に変化しています。基本的には株価は購入したい人と売りたい人の需給関係で決まります。将来株価が上がりそうだと考える人が多ければ自然と株価は上がりますし、反対に株価が下がりそうだと考える人が多いなら株価は下がります。しかし、それ以前に株価は企業の実態を表しているものです。

具体的にシンプルに説明をしますと、ある企業の資産が一千万円のとき株数が100株で株価が8万円だったときを考えてみます。この場合資産が一千万円ですから株数で除算をしますと10万円になります。つまり本来なら10万円の価値があるにも関わらずいろいろな要素から8万円になっているわけですからこの株価は割安という判断ができます。単純にファンダメンタルズ分析を説明しますとこのようなことになります。

実際はこれほど単純ではなくBPS(一株株主資本)とかPBR(株価純資産倍率)などの指標を使って判断しますが、テクニカル分析のように単に株価の動きだけを追うのではない点がファンダメンタルズ分析の特徴です。しかし、それなりに勉強する必要があるのが面倒という人もいます。

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投資信託とは?

投資信託とは、証券会社や銀行などで買うことのできる金融商品です。簡単に言えば、投資家から集めたお金をもとにして、そのお金を元手に投資運用のプロが株や債券の売買を行って、その運用益を投資家に還元するという仕組みの金融商品です。

証券会社で株や債券の取引を直接自分で行う場合に比べて、売買手数料が高くかかったり、信託報酬と呼ばれる運用の手数料を保有期間中負担しなければならないなど、コストはやや高めとなりますが、投資のプロにお金の運用を任せられるというメリットはあります。

この投資信託には、大きく分けてインデックス型とアクティブ型という2種類の商品があります。

インデックス型とは、東証株価指数などのインデックスに連動している投資信託のことです。すなわち、このタイプの投資信託では、そのインデックスに組み入れられている株式の銘柄を自動的に購入するという仕組みとなっています。ですから、インデックス型はアクティブ型よりも、売買手数料や信託報酬が安めに設定されていることが多いと言えます。

それに対して、アクティブ型の投資信託というものは、インデックス型を上回るパフォーマンスを追求するタイプの投資信託となっていて、値上がり益の見込める株式銘柄に積極的に投資をしていくという特徴があります。ですから、もちろんインデックス型を上回る成績を上げる投資信託商品も多いと言えますが、このリターンの多さはリスクの多さにもつながっているという面もあり、時にはインデックス型を下回るパフォーマンスとなってしまうこともありますから、注意が必要です。

このような運用上のリスクを回避するためには、積立投資型の投資信託商品というものもあります。

バリュー投資とは

バリュー投資は、企業の業績に対して、株価が割安であると思われる株を購入するという投資法です。そのため、「割安株投資」とも呼ばれます。

うまくいけば、購入した株は、やがて業績に適した株価に値上がりしますし、失敗した場合でも、購入時より大幅な値下がりをする可能性は低いため、リスクは少ないと言えます。ただし、株価が上がるのには相応の時間がかかることが多く、長期的な視野が必要となります。

そのため、バリュー投資を行う際には、企業の業績と株価のバランスを判断する目を養う必要があります。

これに失敗すると、単に株価が低い株を購入するだけに留まり、暴落による損失を被る可能性もあるためです。

それを防ぐためには、投資額の専門書を読み、インターネットなどで注目株の情報を集めるだけでなく、各企業の事業内容や、経営状況なども把握しておく必要があります。つまり、その企業の本質的な価値を理解する必要があるということです。

また、バリュー投資と良く似た手法として、グロース投資があります。これは、企業の成長率に判断基準とする投資法であり、企業の将来性に重点を置くという点では、バリュー投資と共通しています。そのため、この2つの手法は組み合わされて活用されることもあります。

しかし、グロース投資の場合は、割高であっても伸びしろがあれば投資するため、そこが割安の株を狙うというバリュー投資との最大の相違点となっています。

この特徴により、グロース投資は、成功すれば爆発的な収益を得ることができますが、逆に失敗すると、大きな損失を被りかねないという、ハイリスクハイリターンの手法となっています。

これと比較すると、バリュー投資は、ローリスクローリターンの手法と言えるため、これらの手法を併用するのであれば、自分に合った特性に重点を置くようにしましょう。

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インデックス投資とは

インデックス投資とは、市場の平均値に連動した動き、同じ値動きを目指すという投資法を指します。ここで言われる市場の平均値とは、日経平均株価、TOPIXなどであり、この数値と連動していくことを目指したやり方をインデックス投資と言います。

一方、この平均値を上回るようなやり方をアクティブ運用と言います。一見するとアクティブ運用の方が良さそうですが、平均値はあくまで全ての投資家の平均であり、これを超えてくるのはリスクが伴います。

また、コスト面で色々と人手がかかるようになるため、全てをトータルした時にインデックス投資の方が合理的です。

そのため、ここ数年になり、このインデックス投資による金融商品、こうしたやり方を参考にする投資家などが増えています。

日経平均株価は東証一部上場の銘柄225銘柄を選び、その平均が値となります。つまり、このインデックスを目指すには同じように株を買っていけばよいということです。

また、日経平均株価で用いられる225銘柄はそこまで頻繁に変わることはありません。頻繁に変わらない分、それだけ売買コストもかからないというのもインデックス投資のメリットの1つです。

また、アクティブ運用では頻繁に株式を変えていくことをしており、その際の売買コストも利回りを下げる要因となっています。

このため、インデックス投資とアクティブ運用ではインデックス投資の方が分が良く、アクティブ運用では市場の平均を上回ることがとても難しいことが言われています。

インデックス投資は長期型、アクティブ運用は短期型と言われており、どれだけの期間で続けていくのか、長期戦なのか短期決戦なのかで、どの投資信託にお金を投資するか問われていきます。

ポートフォリオとは

ポートフォリオは株式や債券などの金融商品の組み合わせという意味合いがあります。通常、金融商品には国債などのリスクは少ないものの、利回りは期待できない安全資産、そして株式や投資信託、外貨預金といったリスクを伴うものの、利回りのいい危険資産の2つに分かれます。

この2つをどの程度組み合わせて持てば、リスクを考慮しながらもより利回りのいい感じになっていくか、その検討をする際にポートフォリオという言葉が使われます。

投資を行う際、その株式を単に買いたいというのではなく、なぜ自分が運用をしていく必要があるのか、どれくらいの期間でどれだけの利回り、利益を確保したいかということを考えて投資を行う必要があります。

その目的や成果を先に設定し、それを達成するために必要な金融商品の組み合わせを行わなければなりません。

この際に、ポートフォリオを組むと言う言葉が出てきます。ポートフォリオの語源は、持ち運びができるように書類に入れるものであり、紙ばさみ、書類カバンとも言われています。例えば、デザイナーや画家が自らの作品を売り込む際、そのカバンを開いて作品を見せるという光景がありますが、それもまたポートフォリオです。

今、自分が保有している金融商品の一覧という意味も含まれています。

日本においてはポートフォリオをどう組んでいくかということより、資産であればそれを代々維持する、もしくは株主優待目当てで株式を買うといったように、利回りなどを考えて効果的に組み合わせた買い方というのはあまり浸透していません。

しかし、全ての株が上がらず、工夫しなければ利益をつかみとれない時代を迎え、ポートフォリオをいかに組んでいくか、これが求められます。

ポートフォリオには、特に急騰が期待できる銘柄を1〜2つ入れておくのが良いかと思います。そうした銘柄は、主に市場で注目されるテーマ株などで構成されることが多く、テーマ株に強い情報サイトなどで情報を日常的に確認するようにしましょう。

銘柄スクリーニングとは

銘柄スクリーニングとは、銘柄をフィルターにかけるということです。

すなわち、株式の銘柄といっても数千個もあるわけですから、その中から投資対象を選び出すのは困難です。そこで、ある一定の基準でフィルターにかけて、投資対象の銘柄を絞り込むという訳です。では、どのような方法で銘柄スクリーニングを行うのでしょうか。

例えば、PER (Price Earning Ratio)が13.0以下というフィルターをかければ、株価収益率が低位の銘柄、すなわち利益をあげているわりに株価が安い銘柄をスクリーニングすることができます。また、PBR (Price Bookvalue Ratio)が1.0以下というフィルターをかければ、株価純資産倍率が低位の銘柄、すなわち純資産のわりに株価が安い銘柄をスクリーニングすることができます。さらに両方の条件を合わせて、PERが13.0以下かつPBRが1.0以下というフィルターをかければ、収益と純資産の両面から割安の銘柄を集めることができることになります。

それから、配当利回りが3.0パーセント以上というフィルターにかければ、配当収入がたくさん貰える銘柄をスクリーニングすることができます。今の時代は、ITが発達してきていますから、このような銘柄スクリーニングは容易に行うことができるようになっています。

そして、このような銘柄スクリーニングによって絞り込まれた株式に投資する投資信託や、ETF (Exchange Traded Fund)なども多く販売されるようになってきていますから、このような投資信託やETFを購入すれば、特定のフィルターによって銘柄スクリーニングされた株式を間接的に多数保有することができます。

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東証やジャスダックなどの株式市場の違いとは

東証やジャスダック、マザーズなど、同じ株式市場でも取り扱う銘柄が違う、扱っている株式の対象が違うということが見られます。

まず東証ですが、東証一部では日本の大企業、特に優良企業が揃っており、取引が行われています。

一方、東証二部はそこから若干の格落ちは見られるものの、それでも優秀な企業の株式、中小企業のそれに関して取引が行われています。いきなり東証一部に上場する企業もあれば、二部からスタートし、事業の拡大などで一部に指定替え、いわゆる昇格ということもあります。

次にジャスダックですが、これはベンチャー企業を対象とした株式市場で、信頼性、革新性、地域・国際性がコンセプトとなっており、通常は上場の審査は厳しく、少しでも数字が悪いと上場できないこともある東証一部や二部に比べ、審査が緩いのも特徴です。

そのため、どうしても資金集めをしたいベンチャー企業などがこぞって上場を目指すのがジャスダックです。これにマザーズと呼ばれる株式市場もあります。

マザーズの歴史は新しく、1999年に誕生しました。いずれは東証二部、一部を目指していく企業向けの株式市場で、マザーズで10年間上場していると、東証へその舞台を移すことができるなど、道筋をつけることができる株式市場になっています。

マザーズもジャスダック同様、審査が緩く、ベンチャー企業が多く集まるため、違いがあまり見られない状態です。

元々ジャスダックは独立した組織であり、マザーズとは一線を画する関係性でしたが、東京証券取引所の管理下にジャスダックが入ったことでマザーズと同じような扱いとなっています。

本来の設立の趣旨に照らし合わせて判断することが求められていきます。